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とりかい眼科 TORIKAI EYE CLINIC
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Myopia Control

近視進行抑制治療 Orthokeratology & Rejusea Mini

お子さまの近視の進行が気になる——
当院ではオルソケラトロジーと低濃度アトロピン点眼による
近視進行抑制治療をご提供しています。

01近視進行について 022つの治療法 03治療の流れ 04費用 05よくある質問

なぜ近視を
抑える必要があるのか

近視は「眼鏡をかければいい」というだけの問題ではありません。強度近視(-6D以上)になると、将来の網膜剥離、緑内障、近視性黄斑症などのリスクが上がることが分かっています。これらは失明につながる可能性のある病気です。

近視は「眼の奥行き(眼軸長)」が伸びていくことで進む病気で、体の成長期に進行しやすいことが分かっています。身長が伸びる時期と近視が進む時期は重なっており、身長の伸びが落ち着くにつれて、近視の進行もゆるやかになっていきます。

一度伸びてしまった眼軸長は元に戻りません。そのため、近視の進行が落ち着くまでの期間をどう過ごすかが重要になります。成長期に適切な治療を行うことで、最終的な近視の度数を抑えられる可能性があります。

日本の子どもの近視事情

文部科学省の調査では、小学生の約4人に1人、中学生の約6割、高校生の約7割が裸眼視力1.0未満という結果が報告されています。スマートフォンやタブレット、ゲームの普及により、この傾向は年々強まっています。

Treatment Window

近視進行抑制治療は、近視が始まったばかりの早い段階ほど効果が期待できるとされています。すでに強度近視まで進行した後では、抑制できる余地は限られるため、気になる症状があれば早めにご相談ください。

2つの治療法

近視進行抑制には複数のエビデンスのある治療法があります。当院ではオルソケラトロジー(オルソK)と低濃度アトロピン点眼(リジュセアミニ)を中心に、必要に応じて両者の併用もご提案しています。なお、オルソKは大人の方が「裸眼で過ごしたい」目的で使用されるケースも多いため、成人の方もお気軽にご相談ください。

Method A

オルソケラトロジー Orthokeratology · Ortho-K

就寝時に特殊な形状のハードコンタクトレンズを装用することで、角膜の形を一時的に変え、日中は裸眼で過ごせるようにする治療法です。お子さまの近視進行抑制目的としてはもちろん、大人の方が「昼間は裸眼で過ごしたい」という目的で選ばれるケースも多い治療法です。

Strengths
日中は裸眼で過ごせる(スポーツ・水泳・仕事中のコンタクト不快感から解放)。近視進行抑制効果も期待できる。
Trade-offs
毎晩の装用と定期的な洗浄が必要。装用をやめると元の視力に戻る。
Age
お子さまは小学校高学年頃から、大人の方まで幅広く適応。近視進行抑制・裸眼で過ごしたい方の両方に対応できます。
Method B

低濃度アトロピン点眼(リジュセアミニ) Rejusea Mini · 0.025% Atropine

就寝前に1日1回、低濃度のアトロピン点眼を行うことで、近視の進行を抑制する治療法です。海外の大規模研究で効果が確認されており、日本では2024年に「リジュセアミニ点眼液」として正式承認を受け、近視進行抑制の目的で使用できるようになりました。

Strengths
点眼だけなので管理が簡単。小さなお子さまでも始めやすい。
Trade-offs
近視そのものを矯正する効果はなく、眼鏡やコンタクトは必要。副作用(まぶしさ、近見のぼやけ)が出る場合がある。
Age
未就学児〜思春期まで幅広く適応可能。

オルソKとアトロピンの併用療法も、効果を高める選択肢として近年注目されています。お子さまの年齢・近視の進行度・生活習慣に合わせて、最適な組み合わせをご提案します。

どのくらい抑えられる?

適切に治療を行えば、近視の進行を半分程度まで抑えられる可能性があります。お子さまによって効果の出方は異なりますが、日本国内の臨床試験・海外の複数研究で、リジュセアミニもオルソケラトロジーも近視進行抑制効果が確認されています。

「完全に進行を止める」のではなく、「進行のスピードをゆるやかにする」治療であるとご理解ください。

治療開始までの流れ

01Step

初診・検査

屈折検査、眼軸長測定、眼の状態の確認を行います。近視の進行度合い、将来的な予測、治療の必要性についてご説明します。

02Step

治療方針の決定

お子さまの年齢、近視の状態、ライフスタイルを踏まえて、オルソK、アトロピン点眼、併用療法の中から最適な方針を一緒に決めます。

03Step

治療開始

オルソKの場合はトライアルレンズでの装用試験から始めます。アトロピン点眼は処方と使用方法の指導後、ご自宅で開始していただきます。

04Step

定期検査

治療開始後は1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月と定期的に通院いただき、近視の進行状況を確認します。眼軸長の変化を追跡することで、治療の効果を客観的に評価します。

費用について

近視進行抑制治療はいずれも自由診療(保険適用外)となります。以下は目安の費用です。

低濃度アトロピン点眼(リジュセアミニ)

項目
内容
費用(税込)
診察費
受診時
¥3,500
薬代
1本(1ヶ月分)
¥4,200
初月のお支払い
薬代(1ヶ月分)+ 診察費
¥7,700
以降(3ヶ月毎に受診)
薬代 3ヶ月分(¥4,200 × 3)+ 診察費
¥16,100

オルソケラトロジー

項目
内容
費用(税込)
適応検査
初回の検査。不適応の場合は返金いたしません
¥5,000
1ヶ月のお試し装用
預り金として ¥30,000
¥30,000
治療開始(1年目)
追加 ¥165,000。1年分の合計金額は20万円
¥165,000
2年目の費用
3ヶ月ごとの診察(診察料5,000円)合計
¥20,000
3年目の費用
レンズ再作成(両眼 ¥60,000)+ 診察料合計
¥80,000
4年目以降
診察の年(¥20,000)とレンズ再作成の年(¥80,000)が交互
¥20,000 / ¥80,000
※ お試し装用期間中に装着不可能と判断された場合、全額返金いたします。5年程度使用すると、1dayコンタクトレンズと費用はあまり変わらなくなります。レンズの保証は1年間、片眼2回ずつ交換可能です。破損・紛失時の再作成費用は別途かかります。医療費控除の対象となる場合がありますので、領収書は大切に保管してください。

よくあるご質問

Q.何歳から、何歳まで使えますか?
A.低濃度アトロピン点眼(リジュセアミニ)は未就学児から使用可能です。オルソKはレンズの自己管理ができる年齢が目安で、お子さまの場合は小学校高学年(10歳頃)から始める方が多いです。オルソKは大人の方もご利用いただけます。「昼間は裸眼で過ごしたい」「スポーツや仕事でコンタクトが煩わしい」といった方にも適しています。
Q.どのくらいの効果がありますか?
A.適切に治療を行えば近視の進行を半分程度まで抑えられる可能性があります。日本国内の臨床試験・海外の複数研究で、リジュセアミニもオルソケラトロジーも近視進行抑制効果が確認されていますが、個人差があり、「進行を完全に止める」のではなく「進行のスピードをゆるやかにする」治療とご理解ください。
Q.いつまで続ける必要がありますか?
A.近視の進行が落ち着く高校生頃(16〜18歳前後)までが目安です。成長とともに眼軸長の伸びが緩やかになるため、その時期に治療の継続を判断します。
Q.副作用はありますか?
A.オルソKはコンタクトレンズと同様に、装用方法や衛生管理を誤ると角膜感染症のリスクがあります。低濃度アトロピン(リジュセアミニ)は、まぶしさや近見のぼやけが出ることがありますが、多くのお子さまで問題なく使用できています。
Q.近視を抑えるために、生活で気をつけることは?
A.治療と並行して、屋外活動(1日2時間以上が目安)を増やす、近業(読書・スマホ)を30分ごとに休憩する、適切な距離と照明で作業する、などの生活習慣も近視進行抑制に効果があると報告されています。
For Parents

お子さまの視力が
気になりはじめたら

学校の視力検査で引っかかった、
最近テレビに近づくようになった——
気になることがあれば、ご相談ください。

診療内容 緑内障 白内障 多焦点眼内レンズ ICL IPL治療 IPLドライアイ治療 まつ毛外来 眼科一般 眼瞼下垂 近視進行抑制
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