見逃されがちな
ドライアイの原因
ドライアイというと「涙の量が足りない」というイメージを持たれがちですが、実はドライアイの多く(約8割)に「涙の油分の不足」が関わっていると言われています。この油分を分泌しているのが、まぶたの縁にある「マイボーム腺」です。
マイボーム腺が詰まったり機能が低下する状態をマイボーム腺機能不全(MGD: Meibomian Gland Dysfunction)と呼びます。MGDが進むと、涙の表面を覆う油膜が不安定になり、涙がすぐ蒸発してしまいます。点眼をいくら差しても「すぐ乾く」のはこのためです。
こんな症状は要注意
目がゴロゴロする、夕方になると目が霞む、パソコン作業中に目が疲れる、コンタクトレンズが長時間つけられない、市販の目薬をいくら差しても改善しない——これらはMGDが関与している可能性があります。
従来のドライアイ治療は点眼が中心でしたが、MGDには点眼だけでは十分な効果が得られません。IPLはマイボーム腺そのものに直接働きかける、新しいアプローチです。
当院の治療機器 — OptiLight
当院では、Lumenis社のOptiLightを導入しています。OptiLightはMGD(マイボーム腺機能不全)によるドライアイ治療を適応症として、米国FDAの承認を受けたIPL機器です(2021年承認)。ドライアイ治療のために最適化された波長と照射パターンが搭載されており、エビデンスに基づいた治療をご提供できます。